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ケネチャラシベツは断念

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ケネチャラシベツ川に続く湿原のところにいく予定でした。
音がしません。し〜〜〜〜〜〜〜〜んという音しか。
今回はコッタロ湿原の手前、釧路川の菅原という場所の道路を挟んで向かい側の場所です。
本当は奥に入っていこうと思ったのですが、断念しました。
サラサラの雪なのですが、膝上までの深さがあり、周りはヨシ。その中をかき分けて進みました。
ヨシの下にスゲがあり、そこに雪が被っていて行けるかなと思い進むとスポッと抜けるのです。下は凍っています。もともとここは菅原という場所から道路をまたいで繋がっていた場所なのです。
道路を作ったために川が分断されてしまいました。
釧路川が蛇行したところから蛇行しきれなくて枝川ができて湿原の方に流れていく、本流はそのまま蛇行していくけれど、そのまま曲がりきれないでずっと流れて湿原に入ってくる流れがあったそうです。
それがケネチャラシベツ川なのです。
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釧路川の枝川はみんな釧路川に合流して釧路川と一緒に流れ込んでいるというイメージがあります。
ところが釧路湿原の川には釧路川から枝川になり新たに生まれて湿原に流れていくというものがあるのです。釧路川は釧路湿原の東側を流れています。だから東側が一番低いという訳。釧路湿原の西側から来た水が、枝川が全部釧路川にぶつかって流れていくのです。ところが、大きく蛇行していて、時々曲がりきれないのが出てきます。曲がりきれないとその勢いで湿原に戻ってしまうということ。湿原はいくら傾斜があると言っても広い平らな傾斜。だから、蛇行した水の勢いがあれば湿原に流れていってしまうのです。
ケネチャラシベツ川は昔は周りの丘から川の水を集めながら、釧路川の流れも集めながら湿原の真ん中を通って、チルワツナイ川に合流し、セツリ川に合流していたそう。それが上流で道路が作られ分断されてしまいました。今のケネチャラシベツ川は湿原の中の伏流水と、丘からの水を集めて湿原の中であらためて生まれてチルワツナイ川に流れているそうです。生まれるところは、ハンノキ林がなくなったところ。
ヨシだけになり、その先はスゲだけになる。そのあたりから生まれているそう。
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夏はもちろん行けず、冬の今、行く予定だったのですが、スノーシューなどがないと行けないみたいです。
ケネチャラシベツ川は湿原の中で一番自然が残っている場所とか。カヌーや釣りの人は一切入って行けない場所。本来の湿原の川です。
湿原は今自然の状態に戻そうとしています。どの様に蛇行した川を想定しているのかというとケネチャラシベツ川なのだそう。とても静かな場所。いわばモデルの場所なのです。
本来の釧路湿原はこうだったそうです。
将来は湿原を再生するとみんなそんな感じになるらしいのですが・・・。