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2015年の海は・・・

シャチの母子 笹森.JPG

2015年の海
今年は18回出て14回、鯨類に出会うことができたそうです。
時化が多くて悩まされた年でもあったと笹森氏。
そのわりには出れば特にシャチに会える確率が高かったそう。
ウォッチャーとシャチ  笹森.JPG ウォッチャーとシャチたち  笹森.JPG
今年の特徴は、まず、シャチと会える確率が高かった。
色々な動物に会えた。初めて体を見ることができたマッコウクジラ。
逆に会えなかったカマイルカのような生き物もいた。
釧路沖はマッコウクジラは通過地点にしか過ぎないのです。
途中寄り道して餌を食べているかどうかは不明。
今までと一番違ったのは水温。あくまで海水の表面の温度ですが、いつもの年より3℃ほど低かったそう。
同じ時期、だいたい10月20日過ぎ、去年、一昨年は14℃を超えていたのですが、今年は11℃くらいだったとのこと。もちろん釧路沖も沿岸と沖では違いますが、ただ、笹森氏が計っている場所は同じポイント。
カマイルカは暖かい海の方があっているので、今回は会えなかったということなのでしょう・・・。
船に向かってきたシャチ  笹森.JPG
<調査結果>
シャチ(21群、135頭)
イシイルカ(20群、136頭)
ネズミイルカ(11群、14頭)
ザトウクジラ(5群、5頭)
マッコウクジラ(5群、5頭)

シャチに関しては去年125頭で過去最多。これを更新。
でもだからといって単純に増えたという訳ではないのです。
ただ、タイミングがあっていただけかもしれません。
いつもシャチを見ている水温は12℃くらい。
今年は12℃以下でずっと見ていたそうです。



イシイルカはいつもいるそう。
イカの時期が例年よりも遅かった感じがすると・・・イカの船を頻繁に見るようになった時にイシイルカを見るようになったそうです。イシイルカはイカ好きなのだとか。
ネズミイルカはもっといると思うとおっしゃっていました。
警戒心の強い生き物。今はシャチ、マッコウが沿岸近くで見かけることが多いそう。
いつもはネズミイルカを見るところなので、そちらに注意がいかなかったということもありそう。
マッコウクジラは13年釧路沖を調査している中で、初めて姿を確認したそうです。
今までは噴気だけは見ていたのですが、姿を見たのは初。
笹森氏は羅臼ではマッコウをいつも見ているそうですが、釧路沖では初とおっしゃっていました。
釧路沖を支配するシャチたち 笹森.JPG シャチの尾びれの裏側  笹森.JPG
親子.JPG

※尚、写真は笹森琴絵氏からお借りしました。

ヨシの目覚め

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プチッ プチッ パチッ
何かの音を探して温根内へ出かけたところ木道に聞こえてきた音が・・・。
ヨシに朝露がつき、そこに陽が当たり、乾いてきて、茎の部分が広がって割れた感じになるのでしょう。
木道のそこここで聞こえ、全部乾いてしまうと音はしなくなるのでは?と新庄氏。
新庄氏も初めてお聞きになったとか。珍しい音です。
不思議な音です。まるでヨシがおしゃべりしているみたい。
新庄氏が名付けました。「ヨシの目覚め」
それだけここが静かな場所ということなのでしょう。
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気持ちの良い青空のもとオジロワシが二羽、悠々と空を飛んでいたり、木道のすぐ脇にはアカゲラがやってきたり。
新庄氏には水の中には魚やカエルが見えたみたいです。私は魚だけがちょっと見えました。
雪の降る前には湿原の林が透けて見えます。空も高く、さらに風がないととても気持ちが良いのです。
赤とんぼが水先案内人みたいに足元を先に飛んでいきます。
クレソンの場所に着きました。これは一年中緑。このまま雪をかぶって春まで・・・なのです。
今は落ち葉だらけになっていました。
ヨシの中の音はだんだん小さくなってきました。だいぶ乾いてきたのでしょうか。
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林のところには冬鳥がやってきておしゃべりをしていました。
木の枝のところや皮のところにいる虫たちを食べているのでしょうか・・・
今の時期は林の中にいるとトリたちに間近で会うことができるのです。
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ヨシ原に夕日が沈む

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・・ところは見ることができませんでしたが、この時期はそんな風景を楽しむことができるそうです。
場所は岩保木水門のところ。
目の前に大きな大きな川。水の勢いがすごかったです。
海の影響も受けるそうで、この時は引き潮だったみたいです。
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目線が川とほぼ同じ。ですからカヌーに乗っている気分で夕日を楽しみことができるのです。
さらに対岸にはヨシ原が茂っているので、そのヨシ原が夕日に染まり、川の色も赤く見える時もあるとか。
遠くでタンチョウの鳴き声が聞こえ
近くで川のせせらぎが聞こえ
草原の草が風に揺られる音が聞こえる
そんな贅沢な時の流れを感じることができる場所です。
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展望台が3つ?

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この写真は東屋のある細岡展望台から湿原を見たところです。
実は細岡には3つの湿原展望台があるのです。
まだ国立公園になる前にこの場所を発見した方々がいらっしゃいました。
湿原の中に蛇行する川が見ることができる・・・素晴らしい場所。
ということで展望台を作りました。その場所がこの下の写真です。
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一番最初にできた展望台は・・今はただの空き地になっています。目の前に木々が生い茂り、湿原が見えなくなってしまいました。
かすかにベンチの名残が・・・見えました。
そこで道路の対岸に弟2の展望台を作ったのです。
東屋があるので、「あっ」と思われる方もいらっしゃるはず。
ここからも湿原はとても綺麗に見えるのですが、さらにもっと視野広く湿原を・・・ということで
できたのが、今の展望台です。
ただ、東屋のある展望台と現在の展望台は遊歩道でつながっています。
そこを歩きながらぜひ移動していただきたい。
展望台ひとつをとっても歴史がそこにはあるのです。
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