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春の訪れはやはりここ

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ちょろちょろ控えめな音が聞こえました。
達古武木道脇。まだおとなしい音。でも緑の葉もあちこちに見えました。
このあと雪解けが進むともう少し派手な音になる・・はず。
まだ水量は少ないので、音があまりしないのです。
少し上にのぼってみました。雨の雫みたいな音が聞こえます。
粘土の岩のところについているコケにたまった湧き水が雫になって落ちていく音です。
落ち葉もたくさん落ちています。鉄錆、フミン酸も見えます。
森の代わりに湿原がある釧路では、湿原でできるフミン酸が川に流れて海に流れて・・という流れ。
自然の色々なものが溶けているので栄養がたくさん詰まっています。
川にいって色々なものを育て、また海にいって海藻など色々なものを育てるのです。その源。
やはり釧路湿原の場合は、湧き水のところが一番最初に春がやってくるので、私たちも春を待ちわびてやってくるのです。
この落ち葉は砂か泥炭の中に埋もれなければ、このまま分解していく。
よく見ると新しい感じの葉、葉脈だけになった古い葉がありました。
実は谷には落ち葉が集まりやすいのです。雨水も一緒になって集まってくるとのこと。
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平地と同じ湿っぽい条件なので、ハルニレの樹も生きていけるのです。
帰ろうと思ったら、樹の根元になにやら誰かの忘れ物。上を見てもなにも見えないのですが・・・。
どうやらモモンガのようです。とても細い樹なのですが、そこにいるみたいです。
すごい量のハンノキの実が細かくしてあるのです。お食事のあとの様です。
ハンノキ以外のホップの様なサワシバなどの実も持ってきているみたいです。
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ここにミズゴケ湿原?!

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渡りガラスに遭遇。
ネコが鳴いている様な変わった声でおしゃべりしながら塘路湖の上を飛んでいきました。
アオサギのコロニーのそばにミズゴケ湿原が・・・
道路のすぐ側ですが、グルッとハンノキに囲まれています。ちょうどグランドみたいに。
周りが丘の森があり、ハンノキ林があり、ヨシやスゲもあり低層湿原が広がり、
真ん中が雪で覆われたミズゴケ湿原になっています。なだらかなデコボコが見えます。
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その場所の雪を少しだけ掘ってみました。雪が30センチくらい被っています。雪の面には風紋が見えます。
下にはヤチツツジがあり、ツルコケモモが見え、ヒメシャクナゲも。ミズゴケも見えました。
私の目には枯れた草にしか見えないのですが、さすがにミズゴケは色も薄く見分けることができました。
ミズゴケの上の表面は凍っているのですが、その下は凍っていないそうです。
そこには虫たちが越冬しているのです。
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ここはこじんまりしているのですが、森、低層湿原、高層湿原が100mくらいの間に揃っているのです。
夏場は森に囲まれているのでわからない場所でもあります。
ハンノキが茂ってヨシが大きくなるとわからないのです。
ここのハンノキは道路の側は背が高く、ミズゴケ湿原に近づくと背が低くなるということもわかります。
このミズゴケ湿原は温根内のミズゴケ湿原と同じそうです。
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ミズゴケ湿原の上の雪には綺麗な風紋がたくさん見えました。
ウロコみたい。キラキラしてとても綺麗でした。
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ケネチャラシベツは断念

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ケネチャラシベツ川に続く湿原のところにいく予定でした。
音がしません。し〜〜〜〜〜〜〜〜んという音しか。
今回はコッタロ湿原の手前、釧路川の菅原という場所の道路を挟んで向かい側の場所です。
本当は奥に入っていこうと思ったのですが、断念しました。
サラサラの雪なのですが、膝上までの深さがあり、周りはヨシ。その中をかき分けて進みました。
ヨシの下にスゲがあり、そこに雪が被っていて行けるかなと思い進むとスポッと抜けるのです。下は凍っています。もともとここは菅原という場所から道路をまたいで繋がっていた場所なのです。
道路を作ったために川が分断されてしまいました。
釧路川が蛇行したところから蛇行しきれなくて枝川ができて湿原の方に流れていく、本流はそのまま蛇行していくけれど、そのまま曲がりきれないでずっと流れて湿原に入ってくる流れがあったそうです。
それがケネチャラシベツ川なのです。
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釧路川の枝川はみんな釧路川に合流して釧路川と一緒に流れ込んでいるというイメージがあります。
ところが釧路湿原の川には釧路川から枝川になり新たに生まれて湿原に流れていくというものがあるのです。釧路川は釧路湿原の東側を流れています。だから東側が一番低いという訳。釧路湿原の西側から来た水が、枝川が全部釧路川にぶつかって流れていくのです。ところが、大きく蛇行していて、時々曲がりきれないのが出てきます。曲がりきれないとその勢いで湿原に戻ってしまうということ。湿原はいくら傾斜があると言っても広い平らな傾斜。だから、蛇行した水の勢いがあれば湿原に流れていってしまうのです。
ケネチャラシベツ川は昔は周りの丘から川の水を集めながら、釧路川の流れも集めながら湿原の真ん中を通って、チルワツナイ川に合流し、セツリ川に合流していたそう。それが上流で道路が作られ分断されてしまいました。今のケネチャラシベツ川は湿原の中の伏流水と、丘からの水を集めて湿原の中であらためて生まれてチルワツナイ川に流れているそうです。生まれるところは、ハンノキ林がなくなったところ。
ヨシだけになり、その先はスゲだけになる。そのあたりから生まれているそう。
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夏はもちろん行けず、冬の今、行く予定だったのですが、スノーシューなどがないと行けないみたいです。
ケネチャラシベツ川は湿原の中で一番自然が残っている場所とか。カヌーや釣りの人は一切入って行けない場所。本来の湿原の川です。
湿原は今自然の状態に戻そうとしています。どの様に蛇行した川を想定しているのかというとケネチャラシベツ川なのだそう。とても静かな場所。いわばモデルの場所なのです。
本来の釧路湿原はこうだったそうです。
将来は湿原を再生するとみんなそんな感じになるらしいのですが・・・。

御神渡りは?

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いつも塘路湖にできている御神渡りの場所まで氷の上を歩いて行ってみました。
あれ?ない?いつもは氷がそのまま凍っているのですが、今回は雪があっていつもと違う雰囲気です。
御神渡りは湖が全面結氷し、この状態が続くと、厳しい夜の冷え込みにより氷が収縮し、
表面に亀裂が入り、亀裂に湖水が入り込み、薄氷ができます。
そして、周囲の氷が昼間の温度上昇により膨張し、圧力で薄氷が破壊され、せり上がるのです。
これを繰り返し、せり上がりがだんだん大きくなるというわけ。
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雪ですべてが覆われていて、氷が間近に見えないのでいつもの時よりも怖くはなかったのですが、
実は今回もグワングワンという不気味な音が聞こえていました。みんなよく平気でワカサギ釣っているな〜 氷の下には水が流れているわけですから・・・。
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氷の厚さはどれくらいなのでしょう?
新庄氏は他の方があけた穴に器具を入れて深さを測っていました。その間も何度もあの音が・・・・・・
塘路湖のレイクサイドとうろの土佐武氏を探してお話しを伺いました。
やはり御神渡りは12月から雪が積もっていたので、できなかったそうです。
雪の重みで盛り上がってこない感じかな?と。氷の厚さは平年通り40〜50センチくらいとのこと。
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ワカサギは秋口の漁が結構よかったそう。
この冬も釣っている人で400匹という方もいらしたそうですが、寒波が入った時にはパタリと釣れなくなったそう。中には200匹くらい釣っている人もいらっしゃるそうですが、水温が下がったからでは?とおっしゃっていました。ワカサギ釣りは3月10日までの予定です。
実は冬もカヌーもなさっているそう。アレキナイ川は流れがほとんどないので、行って帰ってくる形です。
流れてくる氷はシャーベットみたいになっているので、引っ張られてカヌーが乗ってしまったら梶が効かなくなるので危険。中には行っている人もいるけれど、氷に乗らないように操作すると問題はないと思うとおっしゃっていました。
「でも楽しいかもしれないね」と新庄氏。
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