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サルボ展望台を登る・・・

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登る予定ではなかったサルボ展望台、フキノトウや福寿草があるのでは?ということで回り道をして登り始めました。
ところが雪ゆき雪。やはり雪が多くてなにもありません。
もう少し行ったら何かあるかも・・・と言いつつ結局頂上まで。
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塘路湖に向かう南斜面にはシカがたくさんいました。この場所では笹を食べているみたいです。
南と北では雪の量が違います。尾根を境に雪の量も風も違います。
雪が多いことで植物たちは喜んでいるはず。
新芽がたくさんでるでしょう。冬凍らずにすんだ植物は水もたくさんあり植物たちにとっては条件が良かったのでしょう。
冬も食べ物を探さなければならない動物たちにとっては辛い冬だったのかもしれません。
シカは一定の距離をおいてこちらをじっと観察しています。収録している最中はじっとこちらを観察していました。
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シカは増えすぎて今問題となっていますが、昔はオオカミが天敵で、その数は調整されていました。
ところが今はそのオオカミがいないので、人間がその代わりをしなければならないのかもしれません。

シカは冬になにを食べる?

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ケネチャラシベツリベンジ・・・ではないのですが、前回と同じ場所にやってきました。
新庄氏がスタッフと一緒にスノーシューで歩いたそうで、道がとても歩きやすく整っていました。
ここではシカたちが冬の間湿原でなにを食べているのかがよくわかるのです。
最近シカが増えて樹の皮を食べて樹が痛んでしまい困っているという話しを聞きます。
冬になると湿原にいくとシカがたくさんいるのです。ご覧になった方も多いと思います。
いよいよ湿原も痛めると言われたりしますが。実際になにを食べているのかを調査しています。
湿原の奥にはいっていく感じです。夏はほとんどいくことができません。
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シカ道を進みます。その脇には大きな穴みたいなものがたくさんありました。
これが彼らのお食事どころとお休みどころなのです。
林を抜けてどんどんいくと風が強くなる。雪が飛んでしまい、林の中よりも雪がないのです。
あちこちにシカの道がありました。雪を掘って食べるものを探している様子がわかりました。
雪の上はヨシやスゲが枯れていますが、掘ってみると緑色の茎が見えました。
去年から残っている部分。今度くる春になると今の根から新しいものがでてくるのです。
食べているのは去年からの残りの部分です。まわりの丘はたくさん雪があるので、雪の少ない湿原に出てきて、ここでエサを探して食べているというわけ。
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ここにはヤチマナコもありました。これはシカはちゃんとわかっていて近づいていません。
途中に池も。ハンノキの林がなくなったところになにもなくなると薄い雪でその下は凍っているそう。
見た目には素人にはわかりません。夏はゴムボートを持って調査をするそうです。
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さえずりより足跡

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達古武木道を進みました。ここはものすごい音が聞こえました。
周りの丘から集まってくる水の音。雪の下を流れるこもった音です。
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動物たちが水を飲みにきている足跡がしっかり残っています。
姿は見えませんが、その証拠は残っていました。
シカ、キツネ、ウサギの足跡があちこちに。
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倒れたニレの幹や雪を掘ってその下にあるヤチボウズの中の新芽を食べているはずと。
ヤチボウズを作っている草の部分です。
丘から汚れていない足跡が残っていて、おりて水を飲んで、そこで泥をつけて戻っていく姿が手に取るようにわかります。
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ところどころ斜面に穴があいています。この雰囲気は春そのもの。
それは根開けと呼ばれるそう。雪の季節の終わり、だんだん暖かくなると、幹の周りに
根開け、根回り穴と呼ばれる雪解けの穴ができるのです。これがたくさん見えました。
春がやってきている証拠です。
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雪が早く解けるのは、根開けが始まる南斜面。シカはそれを知っているのでしょう。
また雪の中を行こうとする新庄氏。緑の葉は一体なんなのか?クレソンの様です。
少し凍った感じの色です。やっと鳥のさえずりが聞こえました。ゴジュウカラの地鳴きとか。
このクレソンは越冬していたみたいです。
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またまた帰り道。ゴジュウカラの話し声がたくさん聞こえました。
おそらく餌がここにあるよって仲間に教えているのでは?とのこと。
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春の訪れはやはりここ

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ちょろちょろ控えめな音が聞こえました。
達古武木道脇。まだおとなしい音。でも緑の葉もあちこちに見えました。
このあと雪解けが進むともう少し派手な音になる・・はず。
まだ水量は少ないので、音があまりしないのです。
少し上にのぼってみました。雨の雫みたいな音が聞こえます。
粘土の岩のところについているコケにたまった湧き水が雫になって落ちていく音です。
落ち葉もたくさん落ちています。鉄錆、フミン酸も見えます。
森の代わりに湿原がある釧路では、湿原でできるフミン酸が川に流れて海に流れて・・という流れ。
自然の色々なものが溶けているので栄養がたくさん詰まっています。
川にいって色々なものを育て、また海にいって海藻など色々なものを育てるのです。その源。
やはり釧路湿原の場合は、湧き水のところが一番最初に春がやってくるので、私たちも春を待ちわびてやってくるのです。
この落ち葉は砂か泥炭の中に埋もれなければ、このまま分解していく。
よく見ると新しい感じの葉、葉脈だけになった古い葉がありました。
実は谷には落ち葉が集まりやすいのです。雨水も一緒になって集まってくるとのこと。
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平地と同じ湿っぽい条件なので、ハルニレの樹も生きていけるのです。
帰ろうと思ったら、樹の根元になにやら誰かの忘れ物。上を見てもなにも見えないのですが・・・。
どうやらモモンガのようです。とても細い樹なのですが、そこにいるみたいです。
すごい量のハンノキの実が細かくしてあるのです。お食事のあとの様です。
ハンノキ以外のホップの様なサワシバなどの実も持ってきているみたいです。
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ここにミズゴケ湿原?!

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渡りガラスに遭遇。
ネコが鳴いている様な変わった声でおしゃべりしながら塘路湖の上を飛んでいきました。
アオサギのコロニーのそばにミズゴケ湿原が・・・
道路のすぐ側ですが、グルッとハンノキに囲まれています。ちょうどグランドみたいに。
周りが丘の森があり、ハンノキ林があり、ヨシやスゲもあり低層湿原が広がり、
真ん中が雪で覆われたミズゴケ湿原になっています。なだらかなデコボコが見えます。
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その場所の雪を少しだけ掘ってみました。雪が30センチくらい被っています。雪の面には風紋が見えます。
下にはヤチツツジがあり、ツルコケモモが見え、ヒメシャクナゲも。ミズゴケも見えました。
私の目には枯れた草にしか見えないのですが、さすがにミズゴケは色も薄く見分けることができました。
ミズゴケの上の表面は凍っているのですが、その下は凍っていないそうです。
そこには虫たちが越冬しているのです。
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ここはこじんまりしているのですが、森、低層湿原、高層湿原が100mくらいの間に揃っているのです。
夏場は森に囲まれているのでわからない場所でもあります。
ハンノキが茂ってヨシが大きくなるとわからないのです。
ここのハンノキは道路の側は背が高く、ミズゴケ湿原に近づくと背が低くなるということもわかります。
このミズゴケ湿原は温根内のミズゴケ湿原と同じそうです。
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ミズゴケ湿原の上の雪には綺麗な風紋がたくさん見えました。
ウロコみたい。キラキラしてとても綺麗でした。
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ケネチャラシベツは断念

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ケネチャラシベツ川に続く湿原のところにいく予定でした。
音がしません。し〜〜〜〜〜〜〜〜んという音しか。
今回はコッタロ湿原の手前、釧路川の菅原という場所の道路を挟んで向かい側の場所です。
本当は奥に入っていこうと思ったのですが、断念しました。
サラサラの雪なのですが、膝上までの深さがあり、周りはヨシ。その中をかき分けて進みました。
ヨシの下にスゲがあり、そこに雪が被っていて行けるかなと思い進むとスポッと抜けるのです。下は凍っています。もともとここは菅原という場所から道路をまたいで繋がっていた場所なのです。
道路を作ったために川が分断されてしまいました。
釧路川が蛇行したところから蛇行しきれなくて枝川ができて湿原の方に流れていく、本流はそのまま蛇行していくけれど、そのまま曲がりきれないでずっと流れて湿原に入ってくる流れがあったそうです。
それがケネチャラシベツ川なのです。
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釧路川の枝川はみんな釧路川に合流して釧路川と一緒に流れ込んでいるというイメージがあります。
ところが釧路湿原の川には釧路川から枝川になり新たに生まれて湿原に流れていくというものがあるのです。釧路川は釧路湿原の東側を流れています。だから東側が一番低いという訳。釧路湿原の西側から来た水が、枝川が全部釧路川にぶつかって流れていくのです。ところが、大きく蛇行していて、時々曲がりきれないのが出てきます。曲がりきれないとその勢いで湿原に戻ってしまうということ。湿原はいくら傾斜があると言っても広い平らな傾斜。だから、蛇行した水の勢いがあれば湿原に流れていってしまうのです。
ケネチャラシベツ川は昔は周りの丘から川の水を集めながら、釧路川の流れも集めながら湿原の真ん中を通って、チルワツナイ川に合流し、セツリ川に合流していたそう。それが上流で道路が作られ分断されてしまいました。今のケネチャラシベツ川は湿原の中の伏流水と、丘からの水を集めて湿原の中であらためて生まれてチルワツナイ川に流れているそうです。生まれるところは、ハンノキ林がなくなったところ。
ヨシだけになり、その先はスゲだけになる。そのあたりから生まれているそう。
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夏はもちろん行けず、冬の今、行く予定だったのですが、スノーシューなどがないと行けないみたいです。
ケネチャラシベツ川は湿原の中で一番自然が残っている場所とか。カヌーや釣りの人は一切入って行けない場所。本来の湿原の川です。
湿原は今自然の状態に戻そうとしています。どの様に蛇行した川を想定しているのかというとケネチャラシベツ川なのだそう。とても静かな場所。いわばモデルの場所なのです。
本来の釧路湿原はこうだったそうです。
将来は湿原を再生するとみんなそんな感じになるらしいのですが・・・。

御神渡りは?

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いつも塘路湖にできている御神渡りの場所まで氷の上を歩いて行ってみました。
あれ?ない?いつもは氷がそのまま凍っているのですが、今回は雪があっていつもと違う雰囲気です。
御神渡りは湖が全面結氷し、この状態が続くと、厳しい夜の冷え込みにより氷が収縮し、
表面に亀裂が入り、亀裂に湖水が入り込み、薄氷ができます。
そして、周囲の氷が昼間の温度上昇により膨張し、圧力で薄氷が破壊され、せり上がるのです。
これを繰り返し、せり上がりがだんだん大きくなるというわけ。
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雪ですべてが覆われていて、氷が間近に見えないのでいつもの時よりも怖くはなかったのですが、
実は今回もグワングワンという不気味な音が聞こえていました。みんなよく平気でワカサギ釣っているな〜 氷の下には水が流れているわけですから・・・。
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氷の厚さはどれくらいなのでしょう?
新庄氏は他の方があけた穴に器具を入れて深さを測っていました。その間も何度もあの音が・・・・・・
塘路湖のレイクサイドとうろの土佐武氏を探してお話しを伺いました。
やはり御神渡りは12月から雪が積もっていたので、できなかったそうです。
雪の重みで盛り上がってこない感じかな?と。氷の厚さは平年通り40〜50センチくらいとのこと。
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ワカサギは秋口の漁が結構よかったそう。
この冬も釣っている人で400匹という方もいらしたそうですが、寒波が入った時にはパタリと釣れなくなったそう。中には200匹くらい釣っている人もいらっしゃるそうですが、水温が下がったからでは?とおっしゃっていました。ワカサギ釣りは3月10日までの予定です。
実は冬もカヌーもなさっているそう。アレキナイ川は流れがほとんどないので、行って帰ってくる形です。
流れてくる氷はシャーベットみたいになっているので、引っ張られてカヌーが乗ってしまったら梶が効かなくなるので危険。中には行っている人もいるけれど、氷に乗らないように操作すると問題はないと思うとおっしゃっていました。
「でも楽しいかもしれないね」と新庄氏。
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やっと録れたシャラシャラ

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以前から新庄氏からお話しには聞いていたのですが、なかなかその場面に出会えなかった・・
念願の音が録れました。
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釧路川の菅原という場所。コッタロ湿原の近くです。
茅沼からカヌーで降りてきた時に上陸する場所でもあります。一番川の蛇行している部分。
上流からの川の水が上流で凍り、部分的な欠片が流れてきて、川岸の氷にぶつかって出す音です。
カーブのところは氷が層になっているのがよくわかります。川の幅が30mほど。
でもよく見ると川の動き方が場所によって違うのです。
真ん中は渦を巻いています。
ゆったりとした流れのところ、氷の帯になっているところ、流れの勢いがあるところがあるのです。
川の流れ自体も、たくさん流れているところと、氷の欠片を運んで流れている早いところと、
渦を巻いてゆっくりと動いているところがあります。
さらに手前は流れが逆流しています。川から川岸に向かって何層もの氷ができているのがわかります。
まるで波打ち際みたい。ここは、4回に分けて凍っているのがみてとれました。
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足元を見ると、柳の葉が氷漬けになったり、川の底から上がってきた泡が
そのまま凍っているものが見えました。
そして最も綺麗に見えたのがフロストフラワー、アイスフラワーです。
凍った上に塵がたくさんあり、その塵を核にしてその周りの水分が凍って広がっていくそう。
鳥の羽みたいです。
一番下の部分は大きく羽が広がり、だんだん盛り上がって細かいものがつき、ブーケみたいになっています。
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しっかりしたシャラシャラ音を録るために川岸ではなく、丘の上からカーブのところまで歩きました・・・
川岸の出っ張った氷の場所に、流れてきた氷の欠片がぶつかり音をたてています。
それも氷の種類によって音が変わりました。
しっかりした氷とシャーベット状の氷では音が違います。

阿寒のボッケみたいな・・・

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03.jpgとうとうと流れる芦別川の音からスタート。
川のあちらこちらから湧き水が出ています。
芦別川の本流は1年中凍らないのです。
水温はそんなに低くありません。
勢いのある流れの本流に流れる枝川があります。
その枝川はとても静か。水たまりみたい。
本流に流れる枝川のひとつをずっと辿っていくと、
水源があります。
音はほとんどしないのですが、
水面の底からボコボコと湧き上がってきているのです。
まるで阿寒のボッケみたい。
水たまりに見える底は木の葉などが分解して黒く見えます。
ボコボコしているところは砂が盛り上がっているので、
はっきりわかります。
これが地下から湧き上がっている湧き水。

以前このボコボコしているところに枝を入れたら、2mくらいの深さがありました。
何度も来ている場所ですが、今回はそのボコボコが増えているような感じがしました。
大きいもので直径20cmくらい、小さなものだと直径2cmくらい。数は10箇所以上です。
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クレソンも近くにたくさんありました。新庄氏は一口食べて辛いとおっしゃっていました。
なんとなく春みたいな感じもするのですが、すぐそばにはフロストフラワー。
水のところは水温が高いので春みたいに見えるのですが、少し離れると氷点下の世界。
周りに霜柱のきれいなものもありました。
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冬の間ここは凍らないので、動物たちの水飲み場になっているそう。
あちらこちらにシカやキツネなど動物たちの歩いた痕跡が・・・たくさんありました。
蛇行している芦別川を上流までいくと、ところどころに同じようなボコボコ湧き上がっている場所があるそうです。
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とても綺麗な穴を見つけました。
おそらくここに木の根がここにあり、
その下の地面のところから水分を含んだ空気が上がってきたのでは?とのこと。
綺麗な冬のアートを作り出していました。
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小鳥を探して・・・

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今回は温根内の木道で小鳥を探しに出かけました。
静かです。
丘からやってくる湧き水の音は近づくと少しだけ聞こえました。
ここではニホンザリガニが越冬するそう。冬の間、凍らないのでこの中で越冬するのです。
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シジュウカラの声が聞こえたのですが、数はそんなに多くありません。
ハンノキやヤナギの樹皮に虫がいるので、それを食べにきたり、ヨシの中にも虫がいるので、それを食べにきたりするそうですが・・・
やっとハンノキの上に姿を確認!!さえずりながら食べている姿は可愛らしい。それにしても会えた数は少なかったです。
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8.jpg木道の脇に薄氷が張っていて、
そこの上に乗った新庄氏。
その下は湧水が流れています。
氷の下にはクレソンが綺麗な緑色を覗かせていました。
クリスタルの世界が広がっています。
私も氷の上に乗ってみたかったのですが・・・
新庄氏が氷の上で揺れると
全体がユラユラするので・・・
断念しました。

温根内ビジターセンターに戻りました。現在、リニューアル中です。完成は2月28日の予定。
すでに外観は完成していて、とても大きく感じました。
スペースとしては今までの3倍くらいの大きさとか。展示室も大きくなり、関連の施設も増えるそうです。
以前伺った時にはまだ土台だけだったのですが、もうすでにここまで・・・びっくりです。
春には新しくなったセンターにお邪魔できることを楽しみに、そこを後にしました。
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